2016年5月21日土曜日

元乃隅稲成〜角島 山口県

2016年5月20日、久しぶりのまともな休みがあまりにいい天気だったので、以前より一度訪ねてみたかった山口県長門市の元乃隅稲成神社を訪ねてみました。広島県東広島市から下道を使って五時間半、朝5時に出て10時過ぎの到着。個人的には高速を使うかどうか迷うギリギリの距離やなー。

途中萩を通過、明治維新(というか歴史そのものの)にあまり興味が無いせいか、未だに訪れたことのない土地に後ろ髪をひかれつつ、幾度かの休憩を挟んでやっと到着。何でも先日、情報番組ZIPの旅人がここを訪れたそうで、そのせいか平日にも関わらずかなりの人出。あのワンコ連れの旅人さん(先代)には以前鳥取県の倉吉でも会ったことがあるな。


海の青と相まって、緑の間を縫う鳥居の赤が良く映えます。きれいきれい。
正直に言えば、おいなりさん自体は比較的新しくてこじんまりとしていて少し拍子抜けをしたのは事実ですが、それでもこの美しさは……。
CNNが「日本のもっとも美しい場所31選」に選んだのもうなずける景色でした。


絶景を構成する要素の一つである岩場。秋冬に海が荒れていれば、竜宮の吹上と言って潮が30m位吹き上がるそうな。その頃にも一度尋ねる必要がありますね。というか、二度ほど雪で断念したことはあるんですが。



岩の上に祠が2つあって、そのうちの一つ。風化が進んで判然としませんが、右手に剣らしきものを持っているから、おそらくお不動さんでしょうか。もうひとつの祠にはお地蔵さんがいらっしゃいました。


下から千本鳥居ならぬ123鳥居。日暮れ時にもくぐりたい。



日本一?入れにくい賽銭箱。20回位挑戦してやっと入った……




んで、すぐ近くにある棚田や千畳敷に後ろ髪をひかれつつ、次の目的地、下関市の角島へ。下関とか、正直行く気はなかったんだけど、元乃隅稲成から四、五十分となると足を延ばさざるを得ないでしょ。帰りのことは考えない。








思わず「おお〜」と声を上げてしまうほどの景色。ここまで6時間ほどのドライブ疲れも吹き飛ぶ絶景。こりゃすげぇ。砂が綺麗なんですかね。雲ひとつない晴天のおかげもあってか、瀬戸内海では見たことのない海の色。

この角島大橋がなければ、ちょっと綺麗なだけのどこにでもある海辺の景色なんでしょうけども、このシンプルな人工の建造物があるだけで自然の美しさが際立つっていうのは何なんでしょうかね。不思議なもんです。





総走行距離530キロ。疲れた。



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